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看護師の麻薬管理

看護師の麻薬管理について

看護師の業務の1つに「麻薬の管理」があります。

病院によって管理方法は変わってくると思いますが、とても慎重に管理しなければなりません。

  • 金庫に保管
  • ダブルチェック
  • 医師の確実な指示

は欠かせません。

 

当院では過去に数回、麻薬に関する事故も起こっています。

  • 麻薬の紛失
  • 麻薬の殻アンプルを捨ててしまった
  • 麻薬が金庫の中で割れていた
  • 終了した麻薬がシリンジから漏れていた

医療関係者なら一度は耳にしたような事故だと思います。

 

麻薬の事故は「看護師の管理責任」が問われます。
場合によっては、保健所の立ち入り検査が入ることもあります。

要するに、「看護師が悪いことに使ったのではないか?」と疑われるのです。

なので、入職時から、麻薬についてはかなり厳しく管理するよう言われていると思います。

そもそも、管理がなぜ看護師なんでしょうね?
(入職時から、そうなっていたので不思議に思いませんでしたが、薬剤師ではダメなのでしょうか?)

 

麻薬の管理が甘い看護師

それでも「麻薬のインシデント」は定期的に起こります。

 

先日、私が働いている部署で、手術後のEPI(エピ:硬膜外鎮痛法)抜去後の管理ができていなかった事象が発生しました。

PCIシリンジ(EPI用)を抜去した後、流量をOFFにせず、流したまま金庫に入れた看護師がいました。

 

その話を聞いた時、耳を疑いました。

これだけ何度も「麻薬管理」について言われているのに・・・聞いていないんですね。
(人間がどれほど他人の話を聞いていないか・・・ということです)

「EPI抜去後、流量をOFFにせず、そのまま金庫に入れたら、金庫内が麻薬の液体でビショビショになるだろ・・・」と普通わかりそうなのですが・・・

自分の「普通」は他人の「普通ではない」ということですね。

 

麻薬管理は対策が大事

こういう事案が1件起こる・・・という事は、複数人「管理を知らない人」がいてもおかしくありません。

病棟内でルールをもう一度確認し、伝達を行いました。

人間というのは自分がその事象に当たらないと、「自分ごと」にならないんだな・・・と思いました。

また、「経験の差」というのはこういう部分にも出るんだな・・・と思います。

その当事者は2年目の看護師でしたが、「初めてだったのでわからなかった」と言っていました。

個人を責めることはできませんが、まだまだ部署の課題は多いなと感じた次第です。

 

麻薬の管理・・・気をつけたいですね。

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