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コロナウイルスの勉強会で知ったこと

世界的パンデミック(広範囲の流行)で大問題になっている新型コロナウイルス。
日本でも突然の政府の対策、マスクやトイレットペーパーの品薄など大きな社会現象になっています。

コロナウイルスに関する情報はテレビでも毎日放送されていますが、情報が多すぎて「一体何が本当なの?」とわからなくなってきます。
更に、ネット上でも「批判」「デマ」などが飛び交い、不安を煽るような空気が流れ、全体的に混乱している様子が伺えます。

今回、「コロナウイルス」に関する勉強会に出席してきました。
こういう時期に人を集めて勉強会はいかがなものかと思いましたが、30分という短時間で正しい情報を得られる機会でした。

感染症専門の先生からの講義でしたので、現段階でわかっている情報をまとめてお伝え致します。

ちなみに、コロナウイルス感染症は「COVID-19(コビット19)」と専門家から呼ばれているようです。

 

コロナウイルス感染マップ

まず、コロナウイルスの感染マップというものをご紹介します。
こちらのサイトはアメリカの米ジョンズ・ホプキンズ大学(Johns Hopkins University)のシステム科学工学センター(CSSE)が、Operations Dashboard for ArcGISをベースに作成した世界地図版のダッシュボードマップになります。

3月3日時点のキャプチャーを貼っておきます。

コロナウイルス感染マップ

https://gisanddata.maps.arcgis.com/apps/opsdashboard/index.html#/bda7594740fd40299423467b48e9ecf6

こちらのページでは世界の感染がリアルタイムに確認できます。

また、日本だけのものをまとめたページもあります。

ジャッグジャパン(本社:東京都渋谷区)は「日本国内における新型コロナウイルス感染症の患者数マップ」をまとめて公開しております。

コロナウイルス日本の感染マップ

https://gis.jag-japan.com/covid19jp/

日々増えている事を実感できるグラフです。
北海道の多さを実感させられます。

 

コロナウイルスに対する政府の対策について

コロナウイルスについて、「対策が遅い」「突然学校を休みにするなんて、何も考えていない」などと政府が批判されていますが、対応の是非に関する議論は置いておいて、今は何をやっているのかを説明したいと思います。

一時期、ダイヤモンドプリンセス号の感染が大きく報道されましたが、実はこの時期、感染の経路は追えていたそうです。
つまり、「誰から誰に感染した」という情報を捕まえられており、この時期の対策として、「感染者だけを隔離して、広がりを防ぐ」という対策が取られていました。

しかし、神奈川や東京の感染者が出てきた辺りから「どこから感染しているのか」が追えなくなりました。
つまり、「誰が感染しているのかわからない」状態になったわけです。

感染の広がりについては下記のような図のように「侵入してくる時期」「感染拡大時期」「終息する時期」とあるそうで、現在は「感染拡大時期」にあると考えられています。

政府が突然「学校を休みにしてほしい」「集まらないで欲しい」と言っているのは、この「感染拡大時期」のピークを下げようと努力しているわけです。

「クラスター」という集団感染を減らすために、集まらないようお願いされています。

また、スーパースプレッダーという言葉もあります(一人が多くの人に感染させる)
韓国でMERSが流行した際も、特定の数名がスーパースプレッダーであったことが分かっており、1人から86人に感染させた人もいたことが分かっています。

過去の経験から、人が集まる事で多くの感染者を出さないよう努力しているわけです。

 

コロナウイルス感染症の特徴

コロナウイルスに感染した時の症状も少しずつ明確になってきています。

通常の「風邪」であれば、比較的「顔面周囲」に症状がでます。
頭痛・鼻水・喉の痛み・・・などです。

コロナウイルス感染症は首から下(上気道)に症状が出やすくなっています。
咳・呼吸困難感・倦怠感(体のだるさ)など。
「なにか調子悪いな・・」という軽い時期が長いのも特徴です。

インフルエンザは症状が出だしてから悪くなるまでのスピードが早いので、一気に症状が出ます。
「突然熱が上がって動けなくなった・・・」という経験をお持ちの方も多いかもしれません。

「屋形船で食事を・・・」という話もありましたが、「症状が出ても身体が動けてしまう・・・」というのがコロナの感染を広げている特徴であるとも言えます。

そして、コロナウイルス感染症は長く症状が続き、「治療をしているけど治らない」という時期に入っていきます。
更に、「重度になってからは一気に悪くなる」というのも特徴的です。
特効薬が無い分、免疫力で耐えられなくなってからのスピードが早いようです。

 

マスクは効果的なのか?

マスクの品薄状態が続いていますが、普通のマスクでウイルスの侵入は防ぐことができません。
自分が感染している時に「つばを飛ばさない」「口元を触りにくくする」「加湿」というメリットはありますが、症状のない人がマスクをしても意味がない(むしろ、必要な人に行き届かないのでデメリット)そうです。

マスクより「手洗い」のほうが重視されております。

「政府のやり方を信用できない」と反対意見を持っている方も多いかもしれませんが、厚生労働省が推奨している「感染予防」の取り組みをシッカリと行い、体調管理に努めることが大事だと感じました。

皆で予防して、感染の終息に努めましょう!

 

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