毎月エキスパートナースを読んでいますが、今月号も非常に為になる1冊に仕上がっていました☆
今月号は「非がん患者に行う緩和ケア」「血液がんの治療・ケア」でした。
看護師になってかなり年月が経ちますが、私の中で「緩和ケア」と言えば「がん」という概念が強いのですが、最近「緩和ケア」の考え方が変わってきています。
ガンでなくても「緩和ケア」について言われるようになってきました。
特に「心不全の緩和ケア」については全国的にも有名になってきていると思います。
色んな分野において「専門化」が進んできたなぁ~と感じます。
「病院に行けば大抵のものは最新医療の力で治る」と思われていた部分が、「医療の限界」を知り、「病気とのより良い過ごし方」を考えるようになってきた風潮かもしれませんね。
今月のエキスパートナース7月号の内容ですが、きちんと「ポイントを押さえた作り」と「カテゴリー分類の上手さ」を感じられる特集でした。
この辺りはさすがエキスパートナースです!
ガンではない緩和ケアは全病棟に必要な知識です。
現場で働く看護師には是非一読をオススメしたいと思います。
また、もう一つの特集「血液がんの最新の治療ケア」も同様にポイントがシッカリと押さえられて、わかりやすい内容でした。
私は「がん治療」に興味が薄いのですが、それでもわかりやすく読み進める事ができました。
少し字が多めなので、活字慣れしていない人はアレルギー反応を起こすかもしれませんが・・・(笑)
今月号は「緩和ケア」と「血液ガン」の組み合わせだったので2つの特集に「統一感」を感じた一冊でした。