BNP はどのように評価するのか



BNP は脳性ナトリウム利尿ペプチド( brain natriuretic peptide)というホルモンの一種で、1988年にブタの脳から分離されたことからその名が付けられたそうです。

※BNP の「B」はブタの B ではありません・・・(笑)

 

 

現在 BNP は心不全の指標として活用されています。

 

BNP は主に心臓の「心室」から分泌され、利尿、血管拡張、交感神経抑制、心肥大抑制などの作用があります。
(これらにより、降圧作用も期待できます)

これらの作用は心筋を保護するように働きます。

 

つまり BNP が上昇しているということは、心室の圧負荷がかかっていることを示します。

 

心臓に負荷が増えたり心筋が肥大すると、 BNP の血中濃度が上昇するので、心不全の早期発見や診断の指標として使われています。

BNP の診断する上での値は・・・40pg/ml未満は除外(心不全ではない)、100pg/ml以上は心不全を疑います。

BNP は基本的には心筋の負荷を表していますが、他のものにも影響されます。

 

例えば、肥満は BNP の値を低下させます、心房細動や加齢、腎機能の悪化は BNP の値を上昇させます。

また、女性では値が高く出ると言われています。

 

高齢社会においては、心不全の患者さんは増えてきます。

循環器で働くナースだけでなく、他の科のナースも知っておくべき検査項目です。

 

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