エキスパートナース10月号を読みました
今月の大きな特集は
●仕方なくない!院内誤嚥性肺炎
●「これ、せん妄?」と思ったときの対応とケア
です。
いずれも「高齢化社会」によって、一気に増加している症状についてまとめられています。
誤嚥性肺炎を予防する具体的な方法~考え方。
離床のすすめるタイミング、なぜ高齢者は食事量が低下するのか!?その対策は!?
など、高齢者の特徴を踏まえてまとめられています。
せん妄については「DELTAプログラム」を取り入れた熊本赤十字病院の活用法について書かれており、いずれも臨床ですぐに使える内容でした。
日々、高齢者の合併症と戦っている自分たちのケアは、本当に正しいのか否か確認ができます。
高齢になれば予後も長くありません。
その中で、どれだけ早期に回復させる事ができるか・・・?
そこを考えていないと、私達自身も辛い思いをしながら仕事をやらなければなりません。
高齢者ケアの中で、誤嚥性肺炎とせん妄は避けて通れない部分です。
正しい知識を用いれば、私たちのケアはもっと楽になるし、ドンドン余裕が出てくるはずです。
知識がある看護師と無い看護師では時間の流れが変わってきます。
そして、「当たり前」「知っている」という知識だけでは何も変わりません。
実践で活かしてこそ現場は変わってきます。
一つでも多く取り入れて、現場の看護が楽になるように試してみようと思います。
すごく分かりやすくまとめてあるので、そのままレポートや教育にも使えそうです。
オススメです。