風邪予防に私が使っている『のどスプレー』
冬になるとインフルエンザだけでなく、風邪をひかないように注意する必要があります。
ちなみに、医療用語では「風邪」とは言わず「感冒」と言います。
そして、「感冒」は徴候であり、診断名ではないそうです。
「心不全」と同じような感じですね。(心不全も「徴候」であって診断名ではない)
さて、今日は私が普段行っている風邪予防(のどスプレー)について書いてみようと思います。
あくまで民間療法の一つとしてご理解ください。
『のどスプレー』は2つあった
薬局に行くと「のどスプレー」ってたくさんありますよね。
値段も400円台~1000円超えるものまで様々あります。
どれを選べばよいか迷ってしまいます。
色んな物を手に取り、成分を見比べて、味を気にしながらメーカーも気にして・・・
頭のなかに一気に情報が流れてくるので、最後は「値段で・・・」となってしまいます(笑)
しかし、ちょっと待ってください。
のどスプレーには大きく2つの効果があるのです。
のどスプレー①~のどの殺菌(予防効果)
のどスプレーの1つ目は「殺菌効果」のあるものです。
これを使うタイミングは「予防」段階です。
外出して帰ってきた時、人混みの中で・・・など喉(のど)に張り付いた(であろう)菌を少なくする目的で使います。
一番効果的な予防は「水分摂取」と言われています。
一般的には「うがい」と言われていますが、うがいが効果を発揮するのは「5分毎にうがいを行った時」と最近は言われていますので、あまり現実的ではありません。
マスクもOKです。
のど飴(普通のアメでもOK)~唾液が喉の保湿になります。
どちらも喉の「保湿」に働くからです。
成分としては「ヨード系(ポピドンヨード)」や「セチルピリジニウム系」が一般的です。
のどスプレー②~のどの炎症を沈める(改善効果)
もう一つの「のどスプレー」は、すでに起こっている喉の炎症を和らげる効果のある「のどスプレー」です。
喉の痛み、腫れ、痰(タン)など炎症がすでに起こっている(感染してしまっている)状態の時に助けてくれるスプレーになります。
炎症があると喉の違和感が強く、喉が腫れて、声が出にくくなってカスレたりします。
これらの症状は喉の粘膜が腫れた結果です。
この症状を緩和するためにのどスプレーを使用します。
もちろん、人間には免疫機能がありますので、数日すれば改善する事がほとんどです。
しかし、より早く治したい場合は使ってみるのも良いかもしれません。
あまり常用はオススメしませんが・・・
と言うのも、炎症が起きているということは身体が菌と戦っている状態なのです。
それを無理に抑え込むというのは、その後にリバウンド(更に悪くなって大きな炎症が起きる)可能性がゼロでは無いからです。
2~3日して悪い状態のピークが過ぎてから使うのなら、改善が加速するかもしれません。
主には「アズレン系」のお薬になります。
のどスプレーを買う時の基準にしていただけたら幸いです。