ヘルパンギーナ・手足口病~エンテロウイルス感染症

手足口病



ヘルパンギーナ・手足口病~エンテロウイルス感染症

手足口病

エンテロウイルス属には、コクサッキーウイルス、エコーウイルス、エンテロウイルスなどがあり、乳児から年長児の急性熱性疾患の約半数は本ウイルスが原因とも言われています。 

代表疾患であるヘルパンギーナや手足口病で口の中の痛みにより経口摂取ができないことが大きな悩みとなります。

痛みを増強させるような刺激物や固いものは避けやわらかく嚥下しやすいものを摂取する事が必要になります。
(ヨーグルトやゼリーなど)

 

 

ヘルパンギーナ・手足口病の感染経路と症状

主に飛沫感染糞口感染により感染します。
意識障害や髄膜炎症状、心筋炎、嘔吐・下痢、発疹、筋肉痛など多彩な症状を呈します。

潜伏期間は1日~5日で、ほとんどは予後良好で自然治癒します。

ヘルパンギーナ
主な原因はコクサッキーウイルスのA群です。
高熱以外に咽頭痛や嚥下痛が強く、乳児ではよだれが多くなるのが特徴です。

口の中に数個の水泡を認めることで診断されます。
1日~4日程度で自然治癒する予後良好な疾患です。

手足口病
代表的な原因ウイルスとしてコクサッキーウイルス A16、エンテロウイルス71型があります。

微熱や咽頭痛があり 手足口、膝、臀部に水泡を認めます。
1週間程度で自然治癒しますが、エンテロウイルス71型では無菌性髄膜炎や脳炎を合併することがあります。

 

ヘルパンギーナや手足口病は幼稚園や小学校など集団生活で感染しやすい病気です。
予後は良好なので、それほど慌てる必要はありませんが、経口摂取などに困難をきたし、栄養状態が悪くなると問題となりますので、早めに病院に行くことをオススメします。