気管挿管(挿管の準備物品など)



看護師さん、挿管します

突然医師から「挿管します」と言われてドキッとしたことありませんか?

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「うっ・・・ヤバイ・・・」
「調べないと・・・」
こうした自体に備えて、事前に準備しておきましょう。

事前に学習しておいても、突然言われると動けない事もあります。

「知識がある=できる」ではありません。
実際に動けるかどうかはトレーニングが必要になります。

挿管の流れをイメージでつかんでおこう

「挿管します」と言われる時は、たいていバタバタしている時です。

看護師は皆忙しく、ドクターは急かすし、物品はゴチャゴチャしているし、患者さんの状態は悪いし・・・

絶対にやっておくことは、SpO2モニターを外さないこと
この値と呼吸回数は意識しながら動きます。

吸引の準備も忘れずに!

さて、物品の準備です。

 

 

挿管時の物品準備

  • 挿管チューブ(小さい人=7.0~7.5Fr、大きい人=8.0Frがよく使われる
  • 喉頭鏡(ライトが付くか確認)
  • スタイレット
  • カフ用注射器
  • 潤滑ゼリー(キシロカインゼリー)
  • バイトブロック
  • 固定テープ
  • バックバルブマスク
  • 枕(必要時)

が代表的なもの。

他に、カフの確認に、コップと滅菌蒸留水を使います。
挿管チューブはスタイレットを通して、先端を少し曲げて、潤滑ゼリーを塗っておこう!

吸引も忘れずにね!(綺麗な12Frの吸引チューブを準備しておこう!)

 

さて、挿管だ!

先生がバックバルブマスクで換気します。

そしてセデーション(鎮静)を施行

喉頭鏡で覗いて・・・チューブを入れる!
(この時、「吸引ちょうだい!」と言われる事がしばしば)

入ったら、看護師はスタイレットを抜く。

そしてカフを注射器で入れる(はじめは10cc入れてもOKです)

両肺の換気を確認したら固定テープで止めて終了。
胸部X-Pで位置を確認します。

患者さんが動いて自己抜管しないように両手は固定しておきましょう。
(鎮静がかかっていても油断してはいけません)

 

挿管後の注意点

挿管が無事に終わって一呼吸おきたいところですが、人工呼吸器の設定や呼吸回数、SpO2,血ガスの準備などやることがたくさんあります。

記録は、

  • 挿管前のSPO2
  • 呼吸状態
  • 鎮静剤の量
  • 意識レベル
  • 挿管チューブの太さと固定センチ
  • 痰の性状
  • 挿管後の呼吸状態の変化

などを明記していきます。

やることたくさんですが、事前準備により作業を短縮させることができます。
病棟で「挿管セット」を作っておけば一瞬でできるかもしれません。

 

↓ちなみに、この本オススメね。