看護師の残業は昔から多い
看護師って本当に残業が多い職業だと思います。
最近でこそ、少しずつ改善される施設も増えてきているのでしょうが、まだまだ残業が多いのが現状。
というか、基本的に人手不足だし、業務改善するヒマさえ無いんですよね。
しかし、ここは考えなおして業務改善すべきです。
看護師の残業は一般事務職より長いのか?
ネットなどで色々な記事を読んでいると、19時ころまで働いて、帰ってくるのは20時から21時ころ・・・
もっと遅い病院は21時ころまで残業。
しかもその残業はサービス残業。
看護師あるあるですよね。
さて、一般職はどうなのでしょう?
実は、一般の事務職も残業多いみたいです。
アイ●ルに勤めている友人がいるのですが、職場を出るのはたいてい21時ころらしいです。
朝は9時頃から、約12時間の仕事です。
事務仕事でこんなに遅くなる・・・
看護職は身体を動かして遅くなっているので、疲れは半端ないです。
なので、残業の長さとしては事務職とあまり変わらないのでは・・・と感じます。
しかし、ここで一つの落とし穴が。
看護師は朝も早く行くのですよ。
つまり、朝のサービス残業もあるわけです。
患者の読み込みや日勤業務の準備のために早く出勤する人が多いです。
良くないですよね。
海外では残業はどうなのか?
日本では残業する人は仕事を真面目に頑張る人・・・と捉えられがちですが、海外では「自分の仕事をコントロール出来ない、能力の低い人」と思われます。
つまり、定時にビシっと帰る人が能力の高い人だと考えられるのです。
普通に考えると時間内にササッと仕事をこなして、自分の時間は自己能力開発に使うというのが理想ですよね。
無駄に残業して、ダラダラと喋って、ご褒美にお酒を飲む・・・という時間の使い方では能力は上がりません。
日々の無駄な時間を限りなくゼロにして、読書などをする。
本来ならそうすべきなのです。
新人の残業は当たり前なのか?
「新人のくせに早く帰って・・・」と批判する人もまだいるみたいですね。
気にしなくて良いと思います。
古いです。
新人の仕事も含め、定時に終わらせられるようにチーム内で助け合うべきです。
新人が終わらないのは、チーム内の先輩やリーダーの責任だと思います。
つまり、新人の能力を把握できていないのです。
看護職はチームワークが必要です。
一人ひとり能力は違うのが当たり前です。
それぞれの能力を補いながら、きちんと確実に業務をこなしていく必要があります。
定時に終わらないのなら、その原因を追求して業務改善を行うべきなのです。
必ず無駄な事はあるはずですし、やり方を変えれば大きく改善していくはずなのです。
昔から「なぜか終わらない」「新人だから遅い」などという責任のない発言ばかりが飛び交い、自分たちを何も変えようとしない体質は、そろそろ変えるべきです。
スティーブン・R・コビーがとても良い言葉を残しています。
問題は自分の外にあると考えるなら、その考えこそ問題である。
自分の問題と考えずに、環境や他人のせいにしていませんか?
その問題は自分が変われば変わります。
残業が多くてクタクタ・・・そんな日々にサヨナラして、自分の時間を楽しみましょう!