看護師の個性~4つの学習スタイル

看護師の4つの学習スタイル



看護師の4つの学習スタイル

4つの学習スタイルを知っておこう!

看護師も人間です。

学習する上で、色んな「個性」というものがあります。
学習スタイルのこだわり・好みは人それぞれという事を理解しておく必要があります。

コルブという人が学習者の好みを「論理的か体験的か」と「独立的か依存的か」の軸で分けて考えた結果、4つのスタイルに分けることができました。

●自信型(論理的で独立的)
●トライ&エラー型(独立的で体験的)
●慎重型(論理的で依存的)
●従順型(依存的で体験的)

の4つです。

それぞれのスタイルに合わせて教え方も変えていかなければなりません。

教え方の4段階」を使うとき、どのように指導すべきか書いてみます。

 

自信型の場合

準備する:「何をいつまでにどのレベルまで」を具体的に設定する

説明する:事実や数値を用いて、頭で学べるように説明する。論理的かつ合理的な説明が必要

任せる:いちいち細かく説明はせず、報告を義務付ける。経験した事実を一つずつ理論づけることを心掛ける

結果を見る:具体的な事実・数値を元に、ハッキリとフィードバックする

 

トライ&エラー型の場合

準備する:学習することのメリットを強調する。達成イメージをハッキリ伝える。

説明する:いきなり説明に入らず、知っていることを言わせる。皆と議論させたり知識習得の場を設定する。講義してもあまり効果はない。

任せる:本人のペースで学習させる。体で仕事を覚えさせる。

結果を見る:プロセスに関してより多く評価し、次に何をすべきかを本人に言わせるようにする。

 

慎重型の場合

準備する:リスクの少ない目標を立てる。内容について、常に公平さに気を配る。

説明する:つねに原則や理屈を優先し、論理的に説明する。専門家の講義を聞かせるのも効果的。

任せる:原則を十分理解させたうえで任せるステップへ移る。はじめは事細かく指示を出し、徐々に任せていく。

結果を見る:原則を実践に移すプロセスを評価する。応用力を意識させる。

従順型の場合

準備する:一緒に学習していくこと。つねに皆と共通の基盤に立つことを強調する。
勉強ではなく、経験である事を強調する。

説明する:実際例を多くおりまぜて説明する。あまり理屈っぽい説明にならないように注意する。

任せる:いきなり任せてしまうと不安を感じるので、指示は細かく要所要所で行う。

結果を見る:一人でやり遂げたことを評価し、重要な経験を積んだことを実感させる。

 

何でもそうですが、それぞれの「個性」にあわせて公平と言えます。

子育てを経験した人ならわかると思いますが、皆に同じ教育をすることは結果を出せません。それぞれの個性に合わせた関わり方をすることで、結果を変えられるのです。