看護師も知っておきたい敗血症バンドルMEIDAI

敗血症管理バンドルMEIDAIとは



敗血症管理バンドルMEIDAIとは

敗血症バンドルMEIDAI2015って何だ?

皆さんこんにちは。
エキスパートナース5月号はもう読まれましたか?

トピック紹介(p8~)で敗血症管理バンドルMEIDAI2015について書かれていましたね。

集中治療室(ICU)における敗血症ショックの管理は非常に重要なものとなります。

名古屋大学医学部附属病院救急・集中治療部(MEIDAI)が使っている(考案した?)敗血症バンドルM13 S6を御紹介しましょう。

敗血症管理バンドルM13 S6

M1:接触感染予防ブランチ
M2:抗菌薬・ドレナージの適正化ブランチ
M3:虚血阻止ブランチ
M4:末梢気道開放ブランチ
M5:鎮痛・鎮静ブランチ
M6:原尿管理ブランチ
M7:循環評価・ダイナミックブランチ
M8:カテコラミン適正使用ブランチ
M9:NO利尿ブランチ
M10:血管内皮保護ブランチ
M11:EGDN;超早期経腸栄養ブランチ
M12:早期リハビリテーションブランチ
M13:体表エコー活用ブランチ

S1:人工呼吸管理バンドル
S2:抗菌薬の効果的使用バンドル
S3:不整脈管理バンドル
S4:輸液バランス管理バンドル
S5:免疫力回復バンドル
S6:長期予後改善バンドル

 

書くだけで疲れたよ(汗)

敗血症の全身的管理を理論的にまとめた「敗血症治療・ケア」のためのバンドル。

主な考え方を「メインブランチ」として13項目にわけ、関連するバンドルを「サブバンドル」として6項目で表しています。

書くのが疲れたから、詳しくはエキスパートナース5月号を読んで欲しいんだけど、

接触感染予防の決まりごとや、カテコラミンはドパミンとドブタミンを使用しないとか、輸液の基準とか、血中ATⅢが70%以上を保持できるようATⅢ製剤1500U/日を24時間で持続静注するとか、栄養は20ml/hで開始(特にショックの場合は6時間以内にスタート)など・・・具体的なやり方が紹介されています。

うちの病院なんて全然ダメ・・・って思い知らされる(汗)
患者さん、ごめんなさい・・・って感じ。

 

敗血症バンドルMEIDAIの何がすごいか?

いや・・・コレだけ見ると「ただ本をまとめただけじゃない?」と思われる方も多いと思います。

しかし、医療の現場と言うのは複雑でして・・・

部長の一言でガラリと治療方法が変わったり、少しできる(と勘違いしている)医者が好き勝手したり、治療方針を決めきれずにダラダラと同じことばかりやったり・・・

 

あるんですよ。こういうムダな医療。

時間と人をムダに使って大きな声を出せば良いと思っているアホな医者や看護師もいっぱいいます。

MEIDAI2015は、こういうムダを一蹴し、「きちんと決めてからやろうぜ」という姿勢がいい!
しかも、医者も看護師もそれに共感して同じ方向で治療しようとしている(と、信じたい)がいい!

これこそ、「患者を第一とした治療ではないか!?」と感じている。

 

医者はもちろん、看護師もコレくらいは知っておくべきだろう(特に救急系で働く諸君!)

 

↓MEIDAIを知らない人は絶対に読んでおこう!
エキスパートナース 2015年 05 月号 [雑誌]

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